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防湿庫って必要?カメラのカビ対策!! 電子制御式防湿庫とドライボックスの違い

更新日:8月23日


梅雨から夏のこの季節に一番気をつけたいのが、カビの発生です。

カメラ機材は湿度の高い場所に放置すると、カビが生えやすくなります。

あなたのカメラやレンズ、湿気対策は大丈夫ですか?


カメラ初心者の方から

「防湿庫って必要ですか?」

「電子制御式防湿庫とドライボックスの違いはなんですか?」

と質問いただくことが多いので、今回は防湿庫について説明していきます!




防湿庫 必要?

カメラバッグのほか、押入れや引き出しなども密閉空間で湿った空気がこもりやすいため、

機材保管には防湿庫を使って湿度を50パーセント以下に抑え、カビの発生を防ぎましょう。

防湿庫には自動で湿度を調節してくれるタイプのものから、除湿剤を入れるだけの簡易タイプのものもありますので予算に合ったものを選んでみましょう。


◉カビを生やさない条件

・湿度の高い場所で保管しない

・しっかりと乾燥させてから保管する

・定期的にブロアー・レンズクロスでホコリを落とす


カメラレンズ カビ


◉カメラバッグに機材を入れっぱなしでも大丈夫?

カメラやレンズを普段使わず、カメラバッグに入れっぱなしにしていませんか?

これは最もカビが生えやすい条件です。

布製カメラバッグの内部は湿度が高くなりやすいので、撮影から帰ったら機材を取り出して風通しの良い場所に置き、メンテナンス後に電子制御式防湿庫やドライボックスに収納しましょう。


電子制御式防湿庫とドライボックスの違い

電子式ダイヤルを回すことで湿度をコントロールできるモデルはすべて自動で最適な湿度を維持してくれるため、初心者でも感覚的に湿度を調節可能で、コンセントを挿したまま常時稼働させておくだけなので、手間がかからないのがメリットです。


一方、ドライボックスの場合は、湿度計をチェックしながら湿度管理を行います。乾燥剤を使って最適な湿度である40~50%程度を保つように心がけましょう。


電子制御式防湿庫とドライボックスの違い
電子制御式防湿庫とドライボックスの違い

◉防湿庫の要領


防湿庫を選ぶ際は、持っているカメラ・レンズが十分入る容量のものを選びましょう。

機材が少し増えた時に備えて、少し大きめのものを購入するのがポイントです。

部屋のスペースと兼ね合いを考えつつ、将来のことを見据えて購入すると良いでしょう。


◉防湿剤・防カビ剤の使用

湿度を下げる防湿剤とは別に、カビの繁殖を抑える防カビ剤も市販されています。防湿剤と併用するとさらに効果的です。


防カビ剤

防カビ剤


◉もしもカビが生えてしまったら.........

カビを発見したレンズは、いち早く修理に出すことが望ましいです。

防湿庫に入れてもカビを抑えることはできず、他のレンズにまでカビが広がってしまうことがあります。一度生えたカビを除去するまでは、他のレンズと一緒に置かないように注意しましょう。


このように、日常的なメンテナンスと適切な保管方法を実践することで、カメラやレンズの寿命を延ばし、良好な状態を保つことができます。

ぜひ実践してみてくださいね!

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